研究課題
若手研究(B)
本研究は、アフリカ大型類人猿の生息地において、開発、研究、保全の並立による持続的発展モデルを構築することを目的に実施した。具体的には、ガボンのムカラバ・ドゥドゥ国立公園とコンゴ民主共和国のルオー学術保護区において、(1) 地域住民の生活実態と社会関係、(2) 研究・開発・保全に関わる諸アクターの役割や関係性、(3) 研究活動が地域社会にあたえる影響をそれぞれ現地調査によって明らかにし、それにもとづいて、従来の「開発と保全の統合モデル」に「研究」を組み込んだモデルを考案した。
人類学/アフリカ地域研究