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2017 年度 研究成果報告書

被曝地の未来をどう拓くのか:マーシャル諸島米核実験被害〈補償〉をめぐる包括的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26760013
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域研究
研究機関明星大学

研究代表者

竹峰 誠一郎  明星大学, 人文学部, 准教授 (40523725)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードマーシャル諸島 / 世界の核災害 / 核実験 / 補償 / 被曝地の未来 / Nuclear Justice / 被曝 / ヒバクシャ
研究成果の概要

米国の核実験が1946年から58年にかけて67回実施された、中部太平洋のマーシャル諸島をフィールドに、被曝地の未来をどう拓いていくのかを探求し、核実験被害〈補償〉をめぐる包括的研究に取り組んだ。マーシャル諸島の核実験補償制度は、1986年米国政府に1億5000万ドルを拠出させ確立した。補償制度の運用は、「核被害補償法廷」が多くを担った。だが補償金が底をつき同法廷は現在機能不全に陥っている。核被害の永続性、その後も付加される被害、さらに不可視化される核被災があるなかで、「復興」や「再生」という言葉は、マーシャル諸島では聞かれない。「核の正義」という考え方をヒルダ・ハイネ大統領は打ち出している。

自由記述の分野

地域研究、社会学、平和研究

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公開日: 2019-03-29  

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