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2015 年度 研究成果報告書

生殖補助医療規制の構築における「子どもを持ちたいという欲望」の評価

研究課題

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研究課題/領域番号 26760020
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ジェンダー
研究機関大阪大学

研究代表者

小門 穂  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (20706650)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードフランス生命倫理法 / 生殖補助医療 / 同性カップルと生殖補助医療 / 子どもを持ちたいという欲望 / 医学的不妊 / 社会的不妊
研究成果の概要

規制づくりにおいて子どもを持ちたいという欲望は重視されてきた。この欲望は生殖補助医療を受ける際の前提として1988の生命倫理法草案ですでに言及されていた。2011年改正時に、男女のカップルの子どもへの欲望が満たされない場合に医療技術を用いて応えるというそれまでの考え方が修正された。同性カップルなど様々な人々の子どもを持ちたいという欲望が認識されるようになり、一方で多様な人々のこの欲望を認め、他方で男女のカップルのこの欲望が満たされない場合にだけ生殖補助医療で対応することが困難になったのである。その結果、生殖補助医療が医学的治療であるとされ、子どもを持ちたいという欲望からは切り離されたのである。

自由記述の分野

生命倫理学

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公開日: 2017-05-10  

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