研究課題
若手研究(B)
本研究によって、20世紀イタリアで展開した科学的宗教研究(イタリア宗教史学)が、創始者であるラッファエーレ・ペッタッツォーニ以後、エルネスト・デ・マルティーノ、アンジェロ・ブレリチ、ウーゴ・ビアンキ、ダリオ・サッバトゥッチ、ヴィットリオ・ランテルナーリに受け継がれたことを明らかにした。また、彼らには「宗教」、「呪術」、「儀礼」、「神話」の各概念を、歴史主義的手法と比較方法を用いて、総合的に研究するという点で共通点が見られることを明確にすることができた。
宗教学