研究課題
若手研究(B)
本研究は、障害者アートの実践において提示されている「美学」の系譜をたどりながら、障害者の芸術表現がどのように形成され、そこにどのような身体観の変遷がみられるのかについて考察したものである。その成果は、「アール・ディフェランシエ」と呼ばれた芸術実践の潮流の実態を、ベルギーの知的障害者による芸術団体クレアムでの実地調査(2015年9月)を踏まえて明らかにしたところにある。その内容を研究会(2015年11月)およびシンポジウム(2016年3月)において発表した。
障害学