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2016 年度 研究成果報告書

植民地インドにおける商業カーストの邸宅建築に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26770054
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 美術史
研究機関近畿大学 (2016)
国立民族学博物館 (2014-2015)

研究代表者

豊山 亜希  近畿大学, 国際学部, 講師 (40511671)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードインド / 戦間期 / 商家建築 / タイル / 日本 / ナショナリズム
研究成果の概要

イギリス統治下のインドで植民地経済への参与で大きな成功をおさめた2つの商業カースト、マールワーリーとチェッティヤールは、故郷の集落に大邸宅を競うように建てた。本研究はその様式的変遷を通して、植民地インドのアイデンティティ変容を実体的に把握することを目指した。その結果、1920年代に反英運動が盛り上がるにつれ、イギリス製顔料や建材をボイコットして日本製品を積極的に消費して商家建築が建てられていたことがわかった。つまり、インド独立運動の活発化には、イギリス製品排斥運動とそれに連動した日本製品を消費する商業カーストの行動があると結論づけることができる。

自由記述の分野

美術史

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公開日: 2018-03-22  

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