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2016 年度 研究成果報告書

映画・テレビにおけるハンセン病患者の表象についての歴史的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 26770077
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 芸術一般
研究機関国際日本文化研究センター

研究代表者

北浦 寛之  国際日本文化研究センター, 研究部, 助教 (20707707)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード映画 / テレビ / ハンセン病 / 受容 / 差別 / 表象
研究成果の概要

映画やテレビといった大衆メディアが、社会的偏見がいまだに残るハンセン病問題を、歴史的にどのように扱ってきたのかを検証した。
具体的には、2015年公開の映画『あん』を取り上げ、過去の関連作品『砂の器』(1974年)など過去作品と比較しての描写の違いに言及した。例えば、1996年の「らい予防法」廃止以降に生まれた劇中の少女が、ハンセン病について学ぶ描写があり、次世代を念頭においた啓蒙的意識が見られることを指摘した。
他に、メディアで表象されてきたハンセン病を、当事者たちがどのように受容してきたのかについても明らかにした。

自由記述の分野

映画学

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公開日: 2018-03-22  

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