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2017 年度 研究成果報告書

室町時代における『太平記』の異本生成過程の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26770088
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関東洋大学

研究代表者

和田 琢磨  東洋大学, 文学部, 准教授 (40366993)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード太平記 / 南北朝時代 / 室町時代 / 天皇 / 室町幕府 / 守護大名 / 禅僧
研究成果の概要

14世紀から17世紀にかけての時代、いわゆる南北朝・室町時代に『太平記』はどのような書として認識されていたのか。この問題を追及するために、本文異同の分析、作品の読解、享受資料の検討を行った。これにより、神田本『太平記』が15世紀の異本生成の過程を知る上で重要な伝本であること、半ば定説化している『太平記』は室町幕府の正史(的存在)という説は成り立ちがたいこと、8代将軍足利義政周辺に異本的存在である天正本『太平記』が存在していたことなどを明らかにした。

自由記述の分野

日本中世文学

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公開日: 2019-03-29  

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