研究課題
若手研究(B)
福島県伊達市方言について80代の話者による195分の談話を談話資料として整備した。また、その談話資料をもとに福島方言の文法分析をおこなった。それと並行して、基礎的な語彙の調査や民話資料の整理もおこなった。これらの取り組みは、福島方言の言語的な記述にむけて基盤となる。この談話資料は、震災後の福島の暮らしを、標準語でなく、福島のことばで記録している。震災後の福島の日常生活の記録としても有効に活用できる。
日本語学