この研究課題は、構文的にパースされたテキスト形式、いわゆるVisual Syntactic Text Formatでリーディングをした際の長期的な効果を探るものである。通常のブロックテキスト形式で行うよりも読んだ文章の記憶保持や総体的な習熟度向上につながるのでは、という仮説を検証した。一般英語クラスを履修する736人の学生に、1年間自分で選択した文章8万語をオンラインで読ませるという課題を与えた。約半数の学生がほぼすべての文章をこのパースされた形式で読み、残り半数の学生はほぼすべての文章を通常のブロックテキスト形式で読んだ。記憶保持や習熟度向上において、両形式間では、特に差異は見られなかった。
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