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2017 年度 研究成果報告書

北インドのイスラーム聖地とムスリム・コミュニティ形成過程に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26770245
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 アジア史・アフリカ史
研究機関青山学院大学

研究代表者

二宮 文子  青山学院大学, 文学部, 准教授 (40571550)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードインド / 聖者廟 / 植民地 / イスラーム
研究成果の概要

本研究は、北インド、バフライチにある聖者廟Salar Mas`ud Dargahを対象とし、主に英領インド時代の文書を用いた歴史学・文献学の手法と、聖者廟の運営関係者への聞き取り調査を併用している。
Salar Mas`ud Dargahの特徴は、ムスリムの殉教者を崇敬対象としているが、伝説や儀礼に土着の慣習との混交が強く見られる点や、参詣者に多くのヒンドゥー教徒が含まれる点である。研究の結果、そのような混交的なあり方に関与しない前近代の運営形態が、英領インド政府の干渉によって、ムスリム主体かつ形式的にはイスラームの理念に則ったものとして再編されていく経緯が明らかになった。

自由記述の分野

歴史学

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公開日: 2019-03-29  

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