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2017 年度 研究成果報告書

フランス革命期の美術館政策に見る中央集権化の実態―地方美術館の創設と美術品の移動

研究課題

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研究課題/領域番号 26770257
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関徳島大学

研究代表者

田中 佳  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (70586312)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードフランス革命 / 美術館 / ルーヴル / 地方美術館 / 展示 / 美術品移管 / アンシァン・レジーム
研究成果の概要

フランス革命期にパリのルーヴル宮に創設された共和国美術館(後に中央美術館、ナポレオン美術館)の展示には、封建制のしるしの排除をはじめとする革命の論理を読み取ることができる。だが、1801年のシャプタル令により各地方に地方美術館が創設され、中央から地方に美術品が送られるネットワークが形成されると、中央の展示の論理は地方美術館との相関によって作られるものとなっていく。美術館における展示は、中央・地方とも、必ずしも政治性に支配されていたわけではなく、美的配慮や地域性も考慮された。また展示方法等は革命によって必ずしも刷新されたわけではなく、伝統や慣習の残存も認められた。

自由記述の分野

フランス文化史

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公開日: 2019-03-29  

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