研究課題/領域番号 |
26770291
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
嶺崎 寛子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (50632775)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | イスラーム / 国際移動・移民 / アフマディーヤ / マイノリティ / グローバル化 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、英領インド発祥で現在はイギリスに教団本部を置くイスラーム系新宗教、アフマディーヤを事例に、①教団組織のあり方とグローバルかつ組織的なネットワーク、②行為主体としての信徒個々人について、双方向的視座から分析することである。 今年度は日本のアフマディーヤ教団のモスク建設にかかる動向や日本在住の信徒同士のネットワークの形成のされ方について、主に彼らの本拠地のある愛知県津島市において、現地調査を行った。 併せて彼らのネットワークや情報伝達がいかに行われているかを把握するために、ネットや衛星TVを通じた教団の発するメディアを視聴・定点観測することで、世界的規模のネットワークの在り方および、在日信徒がメディアにどのように、どの程度アクセスしているかなどを調査した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
年度途中までは順調に研究できたが、年度途中で入院加療し、のち産前・産後休暇に入った関係で、研究中断期間が生じたため。
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今後の研究の推進方策 |
産後休暇・育児休暇終了後(平成28年度)より、研究計画通り研究を引き続き行う。 休暇取得のため研究が1年遅れるが、終期も一年送れるため大きな変更および修正点はない。
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次年度使用額が生じた理由 |
年度途中で入院加療し、のち産前・産後休暇に入り、研究中断期間が生じたため。
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次年度使用額の使用計画 |
来年度以降に繰り越し、研究計画の遂行のために使用する予定。
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