研究課題
若手研究(B)
わが国の債権譲渡担保やサービサー法などにおいてしばしば法律構成として用いられるようになった取立委任(債権者が第三者に債権の取立権限を付与すること)に関して、ドイツ法において発展してきた取立授権(Einziehungsermaechtigung)に関するドイツにおける議論を参考にして、わが国の手続法においてそれが果たすことになる機能(訴訟追行権との関係、承継執行文の付与との関係、請求異議の訴えにおける異議事由との関係など)について考察した。
民事訴訟法