• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

規範的秩序構想としての憲法パトリオティズム――その論理的構造と政治的可能性――

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26780083
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 政治学
研究機関三重大学

研究代表者

馬原 潤二  三重大学, 教育学部, 准教授 (40399051)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード憲法パトリオティズム / リベラル・デモクラシー / 形式合理性 / 憲法文化 / 場の論理
研究成果の概要

三年間にわたる「規範的秩序構想としての憲法パトリオティズム」の研究をとおして、以下のことが明らかになった。第一に、憲法パトリオリズムの構想が決して現実を無視した抽象的な理論に終始しているわけではなく、むしろ政治理念の現実化をとおしての「憲法文化」の形成というプラグマティックな問題領域にかかわるものであるということ、そして第二に、憲法パトリオティズムがナショナリズム的な言説に親近性を示しつつも批判的な見地に立ち、「憲法文化」形成のための間主観的な「場」を確保するために熟議民主主義のモティーフに依拠しつつものそれに方向性を与えるモメントになっているということである。

自由記述の分野

政治思想史

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi