研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、民主党政権期の環境政治を検証することである。具体的には、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故を受けて創設された新しい原子力規制組織の環境省設置をめぐる政治過程の考察を進め、並行して災害廃棄物の処理に関する研究も実施した。加えて、複数の環境政治の事例を念頭に置きながら、政策過程論の理論的検討にも従事した。これらの作業を通じて、本研究は、戦後日本の環境政治の継続と変化の理解に貢献しようとした。
政治学