研究課題
若手研究(B)
冷戦終結後の国連平和維持活動では、政治・軍事、開発、人道支援に関わる組織の統合や戦略の統合が進められることになり、人道支援の中立性が揺らぐことになった。本研究では、組織の統合や戦略の統合のためには、紛争の状況に応じた柔軟な対応が必要であることを説いた。子どもに対する暴力や女性に対する性暴力の問題に関しても、国連平和維持活動と人道支援機関が情報を共有することで課題に対処していることを明らかにした。
国際関係論