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2016 年度 研究成果報告書

北極海をめぐる国際政治-地域秩序の形成と発展

研究課題

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研究課題/領域番号 26780104
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 国際関係論
研究機関北海道大学 (2016)
日本大学 (2014-2015)

研究代表者

大西 富士夫  北海道大学, 北極域研究センター, 准教授 (20542278)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード北極国際秩序 / 北極協調体制 / 北極評議会 / イルリサット宣言 / 気候変動 / 地政学
研究成果の概要

冷戦崩壊以降の約25年間にわたり、北極8か国(カナダ、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデン、米国)は、北極評議会を設立し、環境保護、持続可能な開発、気候変動の国際協力を行う北極協調体制を作り出し、これを維持することに成功してきた。最後の10年間(2007-2017年)は、気候変動に伴った地政学的変化並びに非北極諸国の北極への参入により、北極協調体制は存続の危機に直面したが、海洋の安全、ビジネス分野での国際協力を新たに加えることで存続の危機を乗り越えてきた。しかし、ウクライナ危機に端を発する欧米=ロシア関係の悪化は、北極協調体制の存続に暗い影を落としている。

自由記述の分野

国際関係論

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公開日: 2018-03-22  

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