研究最終年度である本年度は、論文の最終完成・投稿、及び発表などに注力した。具体的には 論文"When More is Less: Choice by Limited Consideration"を投稿し、経済理論のトップジャーナルである Journal of Economic Theory"にアクセプトされた。この他、 論文"Revealed Willpower"をほぼ完成させ、投稿準備を整えた。 また、東京大学ミクロ経済学ワークショップ、また国際ワークショップであるHitotsubashi Decision Theory Workshopに於いても招待講演を行った。 一連の研究により、「選択肢が多すぎてすべてを検討しない消費者の行動パターンの解明、及びその選考の推計手法の開発」、「意志の力の弱い消費者の行動パターンの解明、およびその契約理論への応用」が達成された。
|