| 研究課題/領域番号 |
26780184
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| 研究機関 | 独立行政法人経済産業研究所 |
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研究代表者 |
殷 テイ 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 研究員 (00707888)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 世代間移転 / 消費 / 介護行動 / 賃金分布 / 老後 / 家庭内経済活動 / 経済政策 / 社会保障 |
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| 研究実績の概要 |
本年度は、中国の個票データを用いて、"Who will care for older people in China? Exploring the implications of gender imbalance at birth"について研究して、その成果は Working with Older Peopleという学術雑誌に掲載された。また、"Widow Discrimination and Family Care-Giving in India: Evidence from Micro Data Collected From Six Major Cities," について研究を行い、その成果は Journal of Women & Agingという学術論文に掲載された。さらに、「主観的な所得の予想を使った恒常所得仮説の検証」を行い、独立行政法人経済産業研究所（RIETI）ディスカッション・ペーパーとして掲載される予定である。
日本の個票データを用いて、日本の介護労働者の賃金関数の推定を行い、その成果は独立行政法人経済産業研究所（RIETI）ディスカッション・ペーパーとして掲載された。また、「退職後の消費支出の低下」について研究し、その成果はDP並びに学術雑誌に掲載された。さらに、日本の介護労働事務所の非営利と営利による賃金分布について分析を行い、その成果は独立行政法人経済産業研究所（RIETI）ディスカッション・ペーパーとして掲載される予定である。
以上の論文については、積極的に学会やコンファレンスで発表した。また、近刊の『中国年鑑２０１５』の『要覧・統計 社会保障 医療制度』の一節を担当した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
交付申請書に記載した「研究目的」に基づき、学会とコンファレンスで発表を行い、国内外の専門家からコメントを得、国内外に情報を発信でき、新しい知見を得たうえで、論文をさらに改定している。
また、「研究業績の概要」に書いた論文はすでに学術雑誌に掲載されているか、掲載される予定である。上記以外の論文も学術雑誌への投稿を考えている。また、研究計画書に書いている日本に関する研究は計画より早く進んでいることから、おおむね順調に進展していると言える。
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| 今後の研究の推進方策 |
中国調査のパネルデータを用いて、それらの変化の決定要因を検証する。さらに、消費行動、貯蓄行動以外の介護行動、子への教育投資行動及び男女産み分け行動に与える影響を分析する。
日本の個票データを用いて、中国と似た分析を行うと同時に、日本の介護産業の特徴と問題点も明らかにする上に、政策インプリケーションを提案する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
購入予定の物品が在庫切れや見積まで予想以上に時間かかったため、購入計画を次年度へ移行させた。
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| 次年度使用額の使用計画 |
昨年に購入することのできなかった物品の購入のため
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