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2017 年度 研究成果報告書

期待形成と経済活動との相互作用の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26780187
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 金融・ファイナンス
研究機関九州大学

研究代表者

木成 勇介  九州大学, 経済学研究院, 准教授 (10509855)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード期待形成 / 期待バイアス / 楽観的期待 / 自信過剰
研究成果の概要

本研究課題の目的は、人々がどのように期待を形成しているか、合理性からどのように乖離しているか(期待バイアス)、それらの乖離は経済行動にどのような影響を与えているかを明らかにすることである。分析の結果、①人々の期待が楽観的か悲観的かはその時々の経済状況に左右されること、②経済状況とは関係なく期待は自信過剰であることがわかった。これらは、期待が現状維持バイアスを持つと考えると、先行研究の結果も含めて統一的に解釈可能である。加えて、これらの期待及び期待バイアスがリスクのある報酬とない報酬のどちらを好むかに関する選択に影響を与えること、感情がこれら期待バイアスを発生させる一要因であることもわかった。

自由記述の分野

行動経済学

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公開日: 2019-03-29  

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