研究課題
若手研究(B)
本研究の主題は、日本の損益計算書を対象として、経常利益をターゲットとした損益の区分シフトと呼ばれるタイプの利益マネジメントが経営者によっておこなわれているか否か、また、経営者によっておこなわれている損益の区分シフトによって投資家が誤導されるか否かについて検証をおこなうことである。結果は、経営者がさまざまなタイプの損益の区分シフトをおこなうこと、また、そのような損益の区分シフトに投資家が誤導されないことを示唆するものであった。
会計学