平成26年度から28年度まで3年間の研究期間で,査読有海外学術誌2本,査読有国内学術誌1本,査読無国内学術誌3本,国際研究発表2件(proceedings付き),国内研究発表2件,計10件の研究成果を発信した。これらの研究成果は,製品市場という企業間競争が行われる状況のもと,様々な市場環境の特徴が企業の行動,企業利得,産業利得および社会厚生にどのような影響を与えるのかについて分析した。特に情報開示という会計分野の研究テーマに注目し,情報開示の有用性のみならず,情報開示が効率的に行われる市場環境についても示唆を与えた。
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