研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、日本においてどのような人がキャリア途中の学校機関への入学をしているのかを明らかにし、その意義を検討することである。分析には、学歴や職業についての客観的な情報を豊富に含む全国調査と、学歴や職業についての主観的な評価を尋ねたインターネット調査を用いて、統計解析を行った。分析の結果、相対的に学歴の低い者がキャリア途中で学校機関へ入学していることが示された。キャリア途中の学校への入学は、ライフコース初期の不利を挽回することが示唆される。
社会学