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2015 年度 研究成果報告書

現代日本の労働者意識の構造と差異化要因についての計量分析と国際比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26780293
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会学
研究機関立命館大学

研究代表者

田靡 裕祐  立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 研究員 (80619065)

研究協力者 米田 幸弘  和光大学, 現代人間学部, 専任講師
山本 圭三  摂南大学, 経営学部, 准教授
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード仕事の価値 / 労働意識 / 内的価値 / 外的価値 / ワークライフバランス価値
研究成果の概要

本研究では,仕事の価値(および仕事の報酬)を鍵概念とし,その潜在的な基軸を抽出した上で,規定要因および職務満足感との関連のメカニズムを計量的に示した。
仕事の価値の探索的因子分析の結果,内的価値,外的価値,ワークライフバランス価値と解釈できる3つの基軸(潜在因子)が抽出された。内的価値への志向性は,男性,高学歴層,専門・管理職といった属性や地位で強い。他方で外的価値への志向性は,若年層や正規雇用で強い。また,職務満足感の形成において,仕事の価値と報酬のギャップが重要な要因となっていることが明らかとなった。職務満足感に対する属性や地位の効果は,価値と報酬の差の効果に媒介されている。

自由記述の分野

労働社会学,社会意識論

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公開日: 2017-05-10  

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