研究課題
若手研究(B)
健康状態を表す主要な指標である日常生活への影響(ADL)、主観的健康観、疾病と高齢化について健康寿命の観点から分析した。その結果、いずれの定義による健康寿命も平均余命に占める割合は縮小しており、また主観的健康度が「よい」の割合はADLに影響がなくとも高年齢ほど低下していた。したがって年次分析による限り、近年は平均余命の延びを健康度の延びが下回っており、健康状態への影響が大きな疾患への対応の重要性が示唆された。
人口統計