本研究では、ソーシャルワーカー養成におけるケアマネジメント技術教育の現状と、その課題について検証を行った。その結果、実施校は少ないものの、ケアマネジメント技術教育の必要性については重要であるとの認識が全ての実施校で確認された。受講生は、ケアマネジメント、特にプランニングについては、ケアマネジメントの考え方が業務に結びついていると感じていることが明らかとなった。また、大学教育ではモニタリングについて学ぶことが困難であることから、モニタリングを学ぶことができるフォローアップ研修を計画、実施した。ケース数が少ないため、今後継続的に実施することにより、その効果検証を続けていく必要がある。
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