研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、若手美術家の熟達化の過程について、特に創作活動の変化に及ぼす動機づけの影響、特に他者の影響に焦点を当てて解明し、その知見を踏まえた美術家支援のためのワークショッププログラムを開発することである。その結果、若手美術家は、1. 一般の鑑賞者の評価と評論家などの美術の専門家の評価を区別してとらえていること、2. 制作の確信度には内発性と技術が影響していることが明らかとなった。また、縦断調査については作品アイデアの生成がどのようなきっかけで生まれるのかを中心に分析を進めている。
認知心理学