研究課題
若手研究(B)
認知症の鑑別診断に役立つ自発性瞬目パラメータを開発すべく、高齢者および若年者を対象に、従来の瞬目率のみならず、瞬目の閉瞼時間、開瞼時間、瞬目の深さ、瞬目変動の有用性を検討した。安静時の自発性瞬目の各パラメータと、認知機能の中でも、目的を持った一連の活動を効果的に成し遂げるために必要な機能で主に前頭葉が担う遂行機能との関連を検討した結果、有意な関連が認められ、高齢者および若年者特異的なパターンも確認できた。
実験心理学