研究課題
若手研究(B)
うつ病治療においてうつ症状がほぼ消失する寛解に至らない「治療抵抗性」を認める者は治療を受けた者の7割に上り、より効果的な治療法の確立が望まれる。本研究から、認知行動療法において治療終了後において治療抵抗を示す因子としては、回避性パーソナリティと自覚的症状-評価者症状との乖離に関連が示された。また、認知行動療法の治療6ヶ月後に寛解に至らない者は、人に内面を見せないことが多いことが示唆された。
臨床精神医学