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2016 年度 研究成果報告書

予測の脳内メカニズム解明:刺激文脈ベースの予測と行為ベースの予測の協調機序の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26780424
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験心理学
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

木村 元洋  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 自動車ヒューマンファクター研究センター, 主任研究員 (70612183)

研究協力者 武田 裕司  産業技術総合研究所, 人間情報研究部門・自動車ヒューマンファクター研究センター, 主任研究員
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード予測 / 視覚 / 刺激文脈 / 行為 / 脳波 / 事象関連脳電位
研究成果の概要

本研究の目的は、視覚事象の予測を実現している二つのシステム(刺激文脈ベースの予測と行為ベースの予測)の協調の仕組みを解明することであった。事象関連脳電位(event-related brain potential)を用い、(1)刺激文脈ベースの予測は視覚ミスマッチ陰性電位の惹起とP2の減衰に反映されること、(2)行為ベースの予測は後部陰性電位の惹起とP1の減衰に反映されること、(3)刺激文脈ベースの予測は行為ベースの予測によってトップダウン制御されうること、(4)トップダウン制御のメカニズムは、行為ベースの予測による刺激文脈ベースの予測システムの働きの一時的停止であることを明らかにした。

自由記述の分野

生理心理学・認知心理学・神経科学

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公開日: 2018-03-22  

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