研究課題
若手研究(B)
本研究は、植民地朝鮮において政策レベルで決定した教育内容が学校での実践に至る過程に介在した教員の「研究」活動に着目することで、従来、朝鮮総督府による教育政策の内容・変遷のみによって捉えられがちであった植民地教育の特徴を学校や教員という現場の視点から再検討することを目的として行ったものである。教員らによる「教育実践研究」についての調査・分析の結果、従来の植民地教育史研究にはなかった独自の視点から植民地教育の実態面について新たな知見を得ることができた。
教育史