研究課題
若手研究(B)
本研究では,1960年代前半に確立し,1970年代に「安定・拡大期」に入った後,1980年代中盤以降縮小期に入った「戦後義務教育財政システム」どのように拡大し,なぜ,どのように改革の対象となり,実際の改革が行われることになったのかを明らかにするために,公文書等一時史料に基づいた実証的調査研究を行った.結果,1980年代中盤以降の財政逼迫の中で,教員の本俸を国庫負担金の対象として守るための交渉材料として切り離していったことを明らかにした.
教育行財政