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2016 年度 実績報告書

教育ガバナンスにおける知識形成のネットワーク・エスノグラフィ

研究課題

研究課題/領域番号 26780459
研究機関大東文化大学

研究代表者

仲田 康一  大東文化大学, 文学部, 講師 (40634960)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードコミュニティ・スクール / キャリア教育 / 学校運営協議会 / ネットワーク / エビデンス / 知識
研究実績の概要

平成28年度は、教育ガバナンスを推進するネットワークの重要性と、「エビデンス」を中心にそれを裏付ける「知識」の生成・展開を跡づけるため、以下の事項を実施した。
第1に、昨年度に実施できなかったアンケート調査を実施した。ここでは、比較的指定から新しいコミュニティ・スクールに対して、導入時の経緯、運営において参考にしているもの、視察・照会の実施(受け入れを含む)などについて、その実態を詳らかにするための設問を用意した。これは研究代表者が2013年に実施したアンケート調査と同様の設問を含んでいるもので、前回調査をベンチマークにして、数年間をおいて比較をするための設計ともなっている。実施に際しては、教育委員会関係者等に、質問のワーディング等を確認してもらう事前調査を行ったため、最終的な配布は1月に入ってしまったが、単純集計を終え、成果公表に備えている。
第2に、引き続き、インタビューを実施した。具体的には文部科学省の元職員へのインタビューを行い、政策推進者である文部科学省の立場から本研究の対象政策に対する見解や、それを拡充するための方略についての見解を教示いただいた。
第3に、今年度が最終年度であることから、これまで行ってきた調査研究のデータを整理するとともに、昨年度までに実施してきた学会発表等の成果をリバイズし、幾本かの論文にして公表した。さらに、現段階でも未公表のものが1本あるが、今後査読を経て公刊されるべく、準備を進めている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (5件) (うちオープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 4件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] コミュニティ・スクール導入時における学校の検討と相互参照の動態:質問紙調査から2017

    • 著者名/発表者名
      仲田康一
    • 雑誌名

      大東文化大学紀要・社会科学

      巻: (55) ページ: 55-67

    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 教育ガバナンスにおけるネットワークとエビデンスの構築:あるキャリア教育NPOのケース・スタディ2016

    • 著者名/発表者名
      仲田康一
    • 雑誌名

      大東文化大学教職課程センター紀要

      巻: (1) ページ: 7-14

    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] コミュニティ・スクールことはじめ2016

    • 著者名/発表者名
      仲田康一
    • 雑誌名

      たのしい学校

      巻: 2016年秋号 ページ: 2ー9

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 英国アカデミー政策と教育ガバナンス:その概要・評価・民主主義をめぐって2016

    • 著者名/発表者名
      仲田康一
    • 雑誌名

      季刊教育法

      巻: (191) ページ: 100-109

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 学校と保護者・地域の連携の20年とこれから2016

    • 著者名/発表者名
      仲田康一
    • 雑誌名

      平塚教育

      巻: (237) ページ: 2-3

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公開日: 2018-01-16  

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