研究課題/領域番号 |
26780472
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
前田 崇 北里大学, 一般教育部, 講師 (10507966)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 教学IR / 大学生調査 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は医学生の学習成果とその規定要因を明らかにしようとするものである。近年、大学教育において、IR(Institutional Research)が注目されており、大学生の学習成果とその規定要因に関する研究が行われているが、こうした研究で学生の学習成果として用いられているのは学生の成績に関する自己評価や自己申告といった「間接評価」が多い。本研究の特徴は、学生の学習成果として、実際の学生の成績やGPA(Grade Point Average)などの「直接評価」のデータ(学生の成績等に関する教務データ)を用いる点にある。 本年度は研究代表者が平成26年度から所属先を異動したため、前任校の学生調査データと教務データにアクセス・分析するための準備作業を行った。特に、教務データは個人情報保護、情報セキュリティの観点から、アクセスが制限されるため、データにアクセスし、分析を行うために必要な種々の手続きを行った。具体的には、前任校の学内規程に沿って、研究代表者がデータへのアクセスと分析を行うための所定の手続きや倫理審査委員会の再審査の申請などを行った。前任校における所定の手続きと倫理審査が完了したため、学生調査データの収集を行った。 また、文献調査を行うとともに、関連する学会(日本社会学会、日本教育社会学会、大学教育学会、大学教育研究フォーラムなど)の研究大会に参加することを通じて、研究テーマに関連する最新の研究成果や研究動向を把握した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者の本務校の異動に伴って、前任校の学生調査データおよび教務データにアクセス・分析するための準備作業を行ったため、データを分析する段階に至っていないが、教務データへのアクセスに必要な手続きと学生調査データの収集は完了した。研究テーマに関連する最新の研究成果や研究動向の把握に関しては、おおむね順調に進行している。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度中に学生調査データと教務データへのアクセスと分析の準備が整ったので、平成27年度には、SPSSを用いてデータの分析を行い、学会発表や論文の執筆・投稿を行う予定である。また、引き続き、文献調査や関連学会への参加を通じて、研究テーマに関連する最新の研究成果や研究動向を把握し、データ分析に生かしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成26年度は先述の理由によりやや研究が遅れ、データを分析する段階に至らなかったため、データ分析に必要な機材の購入を行わなかった。そのため、主に物品費の面で次年度使用額が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
平成27年度には、SPSSを用いてデータの分析を行い、学会発表や論文の執筆・投稿を行う予定である。そのため、データ分析に必要な機材の購入や研究テーマに関連する情報を収集するために経費を使用する。また、学会大会などで研究成果を公表するために旅費等に経費を使用する。
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