研究課題
若手研究(B)
成人の発達障害への社会的関心が高まっているが,その当事者にとって必要だと思われる「居場所」についての調査は進んでいない。本研究は,発達障害者も受け入れている若者自立支援に位置づいた「居場所」と発達障害者に対象を限定した「居場所」を対象として,両者の理念や支援の実態について検討した。支援が何を目的としてるかによって,当事者による「障害」や「居場所」の位置づけも,柔軟に意味づけ直されることなどを指摘した。
教育社会学/福祉社会学