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2016 年度 実施状況報告書

社会人の留学振り返りから検証するグローバル人材再定義と留学支援体制の強化

研究課題

研究課題/領域番号 26780477
研究機関名古屋大学

研究代表者

岩城 奈巳  名古屋大学, 国際機構, 教授 (50436987)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード交換留学 / 社会人留学経験者
研究実績の概要

留学経験が社会人生活にどのような影響を及ぼすか、についての調査の、今年度の大きな成果は2点である。1点目は、今年度は企業の協力を得て留学経験と社会人経験を結びつける大規模なワークショップを実施したこと、2点目が留学経験のある卒業生を招待し、ホームカミングデーを開催したことである。
1点目の企業を招聘してのワークショップでは、SAP (https://www.sap.com/index.html) の協力を得て、企業経営とビジネスプロセスを体験しながらデザイン思考 (design thinking) を学習させ、それを留学に結びつけながらシミュレーションをおこなう、ということを実施した。5ー6名で1グループに分かれ、それぞれ役割分担を決めて実施した。このワークショップには留学予定者33名が参加し、企業側からも留学を経験したスタッフが1名ずつ学生の中に入り議論をしながらさまざまなシミュレーションをおこなった。
次に、留学した卒業生を招聘して実施したホームカミングデーでは、留学希望者、留学決定者(平成29年度夏以降留学出発)、留学を体験した在学生が卒業生を囲み、社会人になってからどのように留学経験が活きているか、在学中にすべきこと、留学先で必ず実践すべきこと、などについてディスカッションをおこなった。卒業生からも、在校生からも大変好評であった。
また、学会発表では、http://www.paaljapan.org/にてThe effect of long-term study abroad on self-confidence among Japanese university students: A pilot study として、発表をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

大規模なシンポジウムを予定していたが、参加者の都合によりホームカミングデーに切り替えたため、集大成となるシンポジウムを開催することができなかった。

今後の研究の推進方策

社会人と留学を結びつけたシンポジウムの開催に向け、早々に卒業生と調整を開始する。

次年度使用額が生じた理由

予定していたシンポジウムをホームカミングデーに切り替えたため。

次年度使用額の使用計画

新年度にシンポジウムを開催する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] The effect of long-term study abroad on self-confidence among Japanese university students: A pilot study2016

    • 著者名/発表者名
      Nami Iwaki
    • 学会等名
      Pan-Pacific Association of Applied Linguistics
    • 発表場所
      Tamkang University, Tamsui, Taiwan
    • 年月日
      2016-08-22 – 2016-08-22
    • 国際学会

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公開日: 2018-01-16  

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