研究課題
若手研究(B)
ピッチマッチング能力を促進する指導法の開発に関する基礎研究をおこなった。主な研究成果は、以下の通りである。(1)幼稚園教師を対象とした質問紙調査の結果、「グループ歌唱」は歌唱形態としてあまり用いられていないことが明らかになった。(2)幼稚園児の歌声を事例検討した結果、クラス歌唱よりもグループ歌唱で歌声が改善することが明らかになった。「グループ歌唱」は、あまり用いられない歌唱形態であるが、ピッチマッチング能力を促進する有効な方法の1つとして示唆された。
幼児音楽