研究実績の概要 |
生体透過性が高く強い蛍光強度を示すことからin vivo蛍光イメージングに有効と期待される1000 nm以上に蛍光を示すOTN-NIR量子ドット(AgInTe2 nanocrystals (1050 nm))の開発に成功することができた。また、OTN-NIR量子ドットに加え、 Y2O3: Ln, Yb nanophosphers (1050 nm, 1550 nm), カーボンナノチューブ (1500 nm)などのOTN-NIR蛍光プローブの開発にも合わせて成功することができた。これらプローブの蛍光特性評価と幹細胞標識能について評価することで、高感度にイメージングが可能であることを明らかにした。また、可搬型in vivo蛍光イメージングシステム(SAI-1000)によりin vivo蛍光イメージングにも成功することができた。更に、Y2O3: Ln, Yb nanophosphers (1050 nm, 1550 nm)プローブについては、Gadolinium (Gd)ドープにより、同時にMRイメージングも可能であり、NIR-II蛍光とMRによるダブルモーダルイメージングにも成功することができた。
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