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2016 年度 研究成果報告書

希薄磁性半導体GaMnAsのナノ領域の磁気特性測定法の開発と強磁性発現機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26790039
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用物性
研究機関東京工業大学

研究代表者

加来 滋  東京工業大学, 理学院, 助教 (80583137)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードスピントロニクス / 表面 / ナノ / 走査プローブ顕微鏡
研究成果の概要

GaMnAsは半導体GaAsに少量の磁性元素Mnが添加され、半導体と磁性体の性質を併せ持つ物質である。GaMnAsが強磁性となるメカニズムは必ずしも解明されていない。我々は、原子分解能を持つSTMとそれを応用した弾道電子顕微鏡とスピンSTMを用いて、強磁性発現の起源と関係するスピン偏極電子構造の測定を目的とした。弾道電子顕微鏡実験用の試料作成には困難があったが、スピンSTMの一連の実験は実施できた。磁化反転前後の電子状態を磁性探針で測定することで、スピン偏極した電子状態を示唆する初期的なデータの取得に成功した。実験的な改良点も見出すことができ、今後より明瞭な実験から解明を目指せると期待される。

自由記述の分野

スピントロニクス

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公開日: 2018-03-22  

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