研究課題
若手研究(B)
結晶の中の不均一構造の解明するために,「偏光回転ラマン分光システム」を構築した.システムは「1. 低振動数測定/ 2. 短時間測定/ 3. 光の偏光面を制御して各ラマンテンソル成分にアクセスできる./ 4. 環境変化/ 5. x-y-zのマッピング」のような,ラマン散乱を最大限活用できるように工夫した.その結果,ペロブスカイト型強誘電体の不均一構造,ファノ効果,リラクサー強誘電体の分極回転機構に関する多くの知見を得ることができた.
物性物理学