数理生態学において中止的な役割を担うLotka-Volterra微分方程式とRosenzweig-MacArthur微分方程式が有する、現象とのギャップ(生態学的不安定性)が、「生物の移動」と「環境変動」によってどのように解消されるかを解明する数学研究に取り組んだ。前者についてはLotka-Volterra微分方程式に限って研究成果を上げて、現在論文執筆中であり、後者についてはRosenzweig-MacArthur微分方程式に限り、幾分本題からずれてはいるが、関連性を有する研究テーマについて研究成果を上げて現在論文執筆中である。
|