研究課題
超新星残骸 N49 の観測によって銀河系外から初となる過電離プラズマを発見し、その他3天体の超新星残骸の研究結果とともに論文発表を行った。またその他の超新星残骸についても共著で論文発表を行った。精密分光については、超新星残骸 Cygnus Loop の南西領域の禁制線/共鳴線比の異常について国際学会での招待講演を含む発表を行った。さらに ASTRO-H(現ひとみ衛星)の開発に携わり、当衛星は2016年2月12日に打ち上げ、軌道投入に成功した。この初期運用のメンバーに加わり、検出器が軌道上で当初の期待通りの性能を発揮できることを確認した。
2: おおむね順調に進展している
申請書の研究課題についての成果を論文発表し、またひとみ衛星打ち上げとその後のデータ解析で所定の性能を確認できたため。
これまでの衛星のアーカイブデータを見渡して精密分光研究の可能な天体を洗い出し解析を進める。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)
Publications of the Astronomical Society of Japan, 68, 2016
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10.1093/pasj/psv114
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