研究課題
若手研究(B)
X線天文学で広く使われているCCDカメラには、一撮像あたりの時間が長くなるという短所があり、明るさが激しく変化する天体の時間変動を追えない問題がある。また、撮像中に複数のX線が同じピクセルやその近傍に入射しると一つにまとまって見えるという問題もある。これらの問題に対し、撮像中に少しだけ転送を行いX線の入射場所をずらすという新しい転送方法を考えた。この方法で得られる効果を評価し、また実際にCCDを駆動して実証実験を行い、有効性を確認した。
X線天文学