この研究は加速器施設の電磁石電源制御システムとしてProgrammable Logic Controller(PLC)を採用し、Experimental Physics and Industrial Control System(EPICS)によりビームラインのビームプロファイルをPLCに取り込み、ビーム軌道を計算した後、電流・電圧の設定値を電磁石電源へ自動的にフィードバックするビーム軌道自動制御システムの開発である。開発されたプログラムを実際の加速器運転中に試験した結果、ビーム軌道を修正するステアリング電磁石の補正電流値を算出できることを確認し、実用可能であることがわかった。
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