研究課題
若手研究(B)
偏波保持出力型の光周波数コムオシレーターを製作し、中心波長1570 nmで半値全幅49 nmの広いスペクトル帯域を持つ光周波数コムを発生させた。続いて、偏波保持型の光ファイバーアンプを製作し、高いパルスエネルギーが得られるように分散を調整したが、まだ波長広帯域化に十分なパルスエネルギーは得られていない。また、偏波保持型ではない光周波数コムとPPLN導波路を用いて可視から中赤外のスペクトル発生を達成しており、これを偏波保持化することで高効率かつ安定なスペクトル発生を実現できる見通しは立った。
量子エレクトロニクス