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2015 年度 研究成果報告書

銅同位体を用いた海底自然銅鉱床の形成機構に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26800271
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
研究機関筑波大学

研究代表者

池端 慶  筑波大学, 生命環境系, 助教 (70622017)

研究協力者 平田 岳史  京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (10251612)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード自然銅 / 熱水鉱物 / 銅同位体比 / 火山岩
研究成果の概要

千葉県房総半島の海山を構成していたと考えられているアルカリ玄武岩から、比較的低温の硫黄に乏しい中性-アルカリ性熱水から晶出した熱水性自然銅を発見した。この自然銅の産状や化学組成は、米国ミシガン州に産出する熱水性自然銅に類似している。熱水性自然銅は、過去の中央海嶺、大陸洪水ソレアイト質玄武岩等からは多数知られているが海洋島アルカリ玄武岩からは世界初である。これらの熱水性自然銅の銅同位体比の多くは、母岩の火山岩よりもわずかに高い値を示すことから、火山岩中の熱水性自然銅は、主に母岩起源の銅が比較的低温の熱水活動に関連して濃集し、形成されたことを示唆する。

自由記述の分野

岩石学、鉱床学、地球化学

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公開日: 2017-05-10  

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