• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

ピロール骨格を有する湾曲多環芳香族化合物の合成

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26810021
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 有機化学
研究機関京都大学

研究代表者

田中 隆行  京都大学, 理学研究科, 助教 (20705446)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード多環芳香族炭化水素 / 酸化的縮環反応 / 芳香族性 / 湾曲化合物
研究成果の概要

オルトフェニレン架橋環状オリゴピロールを前駆体として、"fold-in"型酸化的縮環反応によりテトラベンゾテトラアザ[8]サーキュレンの合成を達成した。X線構造解析の結果、この化合物は中央部のCOT由来の反芳香族性の寄与が殆どないことがわかった。また、鋭い吸収帯と青色発光を示し、外周部の窒素原子を段階的にアルキル化することで光物性のチューニングが可能であることもわかった。
同手法を用いて、環状トリピロールからトリアザスマネンの合成を検討したが、部分的に縮環した化合物が得られるのみであった。一方、環状ヘキサピロールからは部分的に縮環したクローズドヘリセン構造が選択的かつ高収率で得られた。

自由記述の分野

有機化学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi