研究課題
若手研究(B)
P2S2型四座配位子mepppによって支持された様々な金属を有する硫黄架橋二核錯体を系統的に合成した。これらの錯体と水素等価体と反応させた結果、対応するヒドリド錯体が系統的に得られた。得られたヒドリド錯体の反応性が中心金属のルイス酸性度とイオン半径によって変化することを明らかにするとともに、二つの硫黄原子と二つの金属原子から成るバタフライ骨格が非常に柔軟な骨格であり様々な不安定基質を安定化することができることを見出した。
無機化学