研究課題
若手研究(B)
電子のもつ電荷・スピン・軌道の自由度を制御し、有用な次世代新物質の創成を目指す錯体化学の研究が活発に展開されている。本研究では、電子が持つ3つの自由度を活用し、錯体分子の電子状態を制御することで、新奇機能を有する機能性金属錯体の開発を目指し研究を行った。その結果、1)FeIII18FeII24の混合原子価からなる星型多面体状Fe42核球状クラスターと2) 電荷移動相転移を示す{FeIII2FeII}n一次元ナノワイヤー分子の開発に成功した。
無機化学